同じくらいの焙煎度の中から更に好みを探すには
先日ブログで自分が好きなコーヒーを探すにはという内容の記事をアップしました。
今回はその続きというかもう少し掘り下げてみようという試みです。
前回のポイントは、自分の苦手な味(苦いコーヒーもしくは酸っぱいコーヒー)を基準にコーヒー豆の色や焙煎度で豆を選んでみる。ということでした。
では同じくらいの焙煎度のコーヒーが何種類かあった場合そこから先は?
という疑問が湧いてきます。
そこでもう一つの指標となるのが"原産国"です。
以前にブログで原産国で選んでもあてにならないと書いたと思うのですが、笑
順序が大切です。
まず、色や焙煎度をみて、その上で原産国。これが大事です。
国別だと数が多いので、もう少し広い地域で見ていきます。
中米、アジア、アフリカ、南米、ブラジル
ブラジルとブラジル以外の南米はあえて分けてあります。
もしこの5つのエリアのコーヒーが全て同じ焙煎度だったら、、
まず"苦味"は焙煎度が同じであればほとんど横並びです。
逆に"酸味"は焙煎度が同じであれば、強い方からアフリカ、南米、中米、アジア、ブラジルの順になります。(あくまで傾向ですが、、)
あとおさらいで、
焙煎が浅い方が苦味が少なく、酸味が強い
焙煎が深い方が苦味が強く、酸味が少ない
この二つを併せて考えると
一番酸味が強い組み合わせは浅煎りのアフリカ
一番酸味の弱い組み合わせは深煎りのブラジル
あとフレーバーも大まかですが、アフリカは柑橘やベリーなど果実系、南米はフローラル系、中米は果実系とフローラル系両方、アジアはカカオニブやスパイス、ブラジルはナッツ系の特徴を持つことが多いです。
長くなりましたがイメージできたでしょうか?
もっとわかりやすい説明ができるようになったらまた書きます。笑
ちなみにオークションロットやマイクロロットと言われる希少なコーヒーになるほど、この傾向に当てはまらないことが多くなりますので、そういうものに関しては店員さんに相談が一番ですね。
カフェニルの場合は希少なコーヒーでなくとも気軽にスタッフにご相談ください😊