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松田啓太

ペーパードリップのレシピ スタンダード編



友人からちょっといいコーヒーのギフトをもらったり、お気に入りのお店でコーヒー豆を買った時など”せっかくだから美味しく淹れたい”と思うことってありますよね。

日常でもいつもより少し頑張って美味しいコーヒーを飲みたい。そんな時のコーヒーレシピです。


お手軽編との違いは何かというと"測れるところは測る"ことです。コーヒー粉の重さやかけるお湯の重さ、また湯温や抽出時間。 お菓子作りと同じでコーヒーもしっかり計量を意識して淹れることでグンと美味しくなり、安定感もでてきます。


慣れないと最初は大変に感じると思うので、その日の気分でお手軽編にしてみたりコーヒーメーカーを使ってみたりしながらたまにスタンダード編も試してもらえたら幸いです。


用意するもの

  • ドリッパー(今回はhario v60を使用)

  • ペーパーフィルター

  • サーバー

  • 細口のドリップケトル

  • ドリップスケール

  • タイマー

  • コーヒーカップ


材料

  • コーヒー豆(中挽き) 14g

  • 浄水もしくは軟水のミネラルウォーター:210cc(g)


準備

  1. まずお湯を沸かします。

  2. サーバーにドリッパーを乗せてペーパーをセットします。

  3. ペーパーに湯通しすると同時に器具を温めましょう。

  4. 次にコーヒー豆を中挽きにします。サーバーのお湯を捨てたらドリッパーにコーヒー粉を入れ軽く揺すって平らにします。(スケールに乗せて0にしておきます。)

手順

お湯:210cc 湯温:90℃  1回目の注ぎ  0:00 - 40cc  2回目の注ぎ  0:30 - 40cc  3回目の注ぎ  1:00 - 40cc  4回目の注ぎ  1:30 - 40cc  5回目の注ぎ  1:50 - 50cc

  1. ケトルの湯温が90℃になったら、まず約40gのお湯を静かに回しかけていきます。かけおわったらタイマースタートで30秒蒸らします。

  2. タイマーが0:30になったら2回目も約40gをゆっくり注いでいくのですが、1回目にできたドームをもうひとまわり大きくするイメージで中心からドリッパーのフチ寄りのところまでしっかり注いでいきます。

  3. タイマーが1:00になったら3回目も同じように約40gのお湯ををかけます。

  4. タイマーが1:30になったら4回目も同じように約40gのお湯ををかけます。

  5. タイマーが1:50になったら5回目は約50gのお湯ををかけます。トータルで210gになっていれば多少前後して問題ありません。

  6. タイマーが2:40くらいになるとおおよそかけたお湯が落ち切るのでサーバーのコーヒーをカップに移して完成です。


ポイント

文章にするとやや難しそうに見えますがおよそ30秒ごとに同じくらいのお湯をかけるだけなのでシンプルな淹れかたです。重要なのはやはり測ること。

お湯のかけ方はとにかく満遍なくお湯が行き渡ることが理想です。このレシピはだいたい30秒ごとのインターバルでお湯を注ぐのですが、8〜10秒くらいでお湯を注いで20〜22秒は待つというようなリズム感でまずはトライしてみてください。


いかがだったでしょうか。いきなり全部測らなくても、温度だけとか、重さだけとかから始めてもらってもいいとおもいます。ぜひ集中とリラックスを楽しみながら良いコーヒーブレイクをお過ごしください☺️


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