コーヒーの規格2:コロンビア
以前に"コーヒーの規格1:ブラジル編"を投稿して以来すっかり放置になっていた規格についての続編です。笑
昔からコーヒーが好きという方には"コロンビア スプレモ"というのはなんとなく聞き馴染みがある名前かもしれません。
前回のブラジルでは欠点豆の個数・スクリーンサイズ・味の3要素で規格を分けていました。
これに対し、コロンビアではスクリーンサイズだけでの評価となっています。
スプレモはスクリーン17以上が80%のもの
エキソルソはスクリーン14~16のもの
それ以外の小さい豆は輸出せず国内用となります。
粒の大きい豆の方が高級、小さければ安価。
非常にわかりやすい規格ですが問題もあります。
粒の大きさと美味しさは比例しないので、実際飲んでみるとエクセルソの方が美味しいことだって当然あるのです。
これはなんか勿体無い感じがしますよねぇ。
スペシャルティコーヒーの考え方が浸透してきた今では、高級なコーヒーでも規格上はエクセルソというものも多くなってきました。
スペシャルティコーヒーの考え方というのは"味で値段を決める"というところが肝だと思います。
スクリーンサイズとか欠点の数だけではなく、最後は味や風味で価値をつける。
そうすると今まである程度決まった相場の価格でしか買ってもらえなかったコーヒー農家さんも美味しいものを作ればもっと高い値段で売ることができる。
いいことです。
先日パナマゲイシャの落札価格をみたら1kgで数万円でした。
うちで扱かう日は来ないかもしれません。まけてー笑