コーヒーの精選6:他にもいっぱいある精選処理2
ようやく精選処理も最後の記事に。完全にブログというより自分のための備忘録なのですが、興味ある方だけお付き合いください。笑
ソーキング
:すすぐという意味でケニアやルワンダで行われる手法。ウォッシュトの発酵層の後に綺麗な水ですすぐ方式で酸味が鮮やかになったりクリーンカップが増します。
スマトラ式
:ウォッシュトの工程でパーチメントを乾燥する際に半乾きで脱穀し生豆の状態で乾燥させます。特有の風味になるそうです。
ダブルファーメンテーション
:果肉のついた状態で一度発酵させその後水洗処理で果肉を除去し再度ミューシレージの状態で水を入れずに発酵させ水洗いします。二重発酵です。より複雑なフレーバーになります。
アナエロビックファーメンテーション
:2つのロットを用意しそれぞれ果肉を除去し一つはミューシレージ付き、もう一つはミューシレージを機械で除去。除去したミューシレージを前者に添加することでミューシレージ2倍の状態にします。その後密閉容器で発酵。
アナエロビックファーメンテーションは一度飲ませてもらったことがあるのですが、本当に不思議な味わいです。シナモンたっぷりのアップルパイのような香りがしました。
ということで実はまだまだあるのですが本当にキリがないので精選はここまでにしようと思います。。今後も増えそうな気がするし。笑
ということでようやくパーチメントコーヒー(種)を植えてから処理を経てパーチメントコーヒーになるまでの道のりが終わりました。さらにここから消費地に輸送され焙煎、抽出。
奥が深いというよりは完全に迷宮です。楽しいけど😊