コーヒーの精選2:ウォッシュト

前回に引き続き精選のお話で今回はウォッシュトについてです。日本語だと水洗式、ナチュラルは非水洗式となります。


ナチュラルの場合はコーヒーチェリーの果肉がついたまま乾燥工程に入りましたが、ウォッシュトの場合はまずパルパーという果肉を取り除く機械にかけます。


そうするとパーチメントコーヒーが出てくるわけですが、この時点ではミューシレージという粘液質に覆われています。さくらんぼを食べた後の種がヌメッとしているのと同じですね。


このミューシレージを除去するために一定時間水につけて発酵を促し、その後水で洗うことでめでたくパーチメントコーヒーだけの状態になるのですが、この状態では水分値が高くカビてしまうので、天日干しか機械乾燥、もしくは両方で乾燥させます。



水洗式のいいところは欠点豆の混入率の低さです。というのはパルパーにかける時熟しきっていない実は硬いので果肉を除去できず弾かれます。また発酵層の段階でも水に浮いた豆は欠点豆として判別できるので、結果品質向上に繋がるというわけです。



味わいとしてもナチュラルに比べクリーンな味になる傾向があります。



カフェニルの豆のラインナップはほぼ全て水洗式のコーヒー豆です。

ナチュラルとウォッシュどちらが優れているということはなく、この辺は好みの別れるところです😊

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